あんなに嫌だった毒親
なのに、自分が子育てをするときになって
まったくソックリの子育てをしていると
恐ろしくなったことはありませんか?
わたしは、母が強烈な過干渉の毒親で
そんなこと気がつかずに、自分が子育てをすることになり
子育てが辛くてキレて、ほぼ虐待のような子育てをするようになり
そこで初めて「自分がおかしい」と
気がつくようになりました
10年以上かかって、大量の読書をし
試行錯誤し、たくさん失敗をしながら
やっと毒親連鎖を止めることが
できるようになりました
この記事を読むと
あなたもきっと
可愛いわが子に連鎖をすることを
止めることができるようになりますよ!
試してみてくださいね(^^)
毒親の連鎖はなぜ起こるのか
毒親に育てられて、本当に辛い思いをした
なのに、なぜわが子に同じようなことをしてしまい、
毒親そっくりの子育てをしてしまうのだろうか
「自分がそう育てられたから、身体に染みついている」
「そういう育てられ方しか知らないから、愛し方が分からない」
「子どもの頃の自分と我が子を同一視してしまう」
つまり、わたしの母(毒親)もまた毒親(祖母)に育てられたということ
問題は、このことに気がつかなかったこと
気がつかなかったから、
今まで世代間連鎖が止まらなかったんだ
ポイント
「気がつく」ということが全てのスタート!!
ここからあなたは変わることが出来る
毒親の連鎖を止めることが出来る
毒親連鎖を止めるためにすべきこと10選
①まず自分が毒親に育てられてきたと気がつくこと
まずは、気がつこう!
「自分は毒親に育てられてきた」ということ
なかなか気がつかない
だって、自分の母親はたった一人
自分の父親もたった一人
これが「ふつう」だと思っていた
でも、実はとても辛いを想いをして生きてきたんだ
ポイント
毒親に育てられたから
自分が生きにくくなってしまったんだ
あなた自身が悪いわけではない
そのことにまず、気がつこう
②実は自分も毒親になっていると気がつくこと
一生懸命子育てをしていて
自分が毒親になっているとは
なかなか気がつかない
「いい親」をやっていて
「いい子」に育っていて
ところが、子どもの方がSOSを出すと
初めて気がつくことがある
「あれ?わたしの育て方いけないんじゃないか?」
「毒親になってる?」
子どもが引きこもり、不登校、摂食障害、自傷行為など
色々な問題を引き起こしたことによって
初めて、自分の育ててきたことを振り返ることになる
ポイント
子育てで「イライラ」が強い人
子どもが憎たらしく思えてしまう人
子どもを純粋に愛せない人は
毒親になってしまっているかも・・
③子どもと自分は別人格だとハッキリ境界線をひくこと
毒親は自分と子どもを同一化していることが多い
思い通りになると思っている
コントロールできると思っている
違う!!!!!
幼くても、子どもは親とは別人なのだ
完全に違う考えを持ち、
違う意思があり
違う希望がある
まずは子どもを尊重すること
「言いなり」になることではない
親は奴隷ではない
ポイント
ちゃんと、「一人の人間」として
考えを、意思を、尊重すること
「なるほど、あなたはそう思うんだね」
といったん受け取ること
そして子どもの気持ちに共感すること
④自分の親との関係を作りかえること
まず、毒親と自分との関係を
見直してみよう
支配されてこなかったか?
親が怖くて怯えてこなかったか?
言いたいことが言えずガマンしてこなかったか?
そして、すべて逆転させよう
「もう親は怖くない!」
「もう親の支配は受けない!」
「もう親の言いなりには絶対ならない!!」
そして、思うと同時に
思い切って実行していこう
やってみると、驚くほど簡単なことに気がつく
毒親は変わることはない
それは覚悟しておいたほうがいい
ポイント
でも、毒親にしっかり意思表示をすることにより
「自分が変わる」
「心のモヤモヤが消えていく」
⑤親のことより、子どものほうに意識を向けること
毒親に育てられた人は
親に意識を吸い取られている
いつもいつも親に毒を浴びせられてきたから
怖くてずっと意識が親にいっている
でも、もう断ち切ろう
ほっといても親は大丈夫
できるだけ、距離をとろう
ポイント
意識をしっかり向ける必要があるのは
親ではなく、子ども
自分の親との関係は卒業して
子どもとの関係を大切にしよう
⑥自分が幼いころに、どんな感情を抱えていたか、しっかり振り返ること
子育てをする時になって初めて
自分が幼い頃の追体験をすることになる
なぜなら、「子どもが許せない」とか
「すごくイライラする」とか
「子どもの泣き声が耐えられない」とか
そんな子育てにおいて、しんどいことが多いから
小さかった自分が
辛かった自分、苦しかった自分、悲しかった自分
いろいろな感情を噴出してくる
「ずるいよー」
「私だってガマンしてきたんだよー」
悲しかったことは泣こう
悔しかったことは怒ろう
そこを自分にしっかり受容してあげないと
子どもに毒をまき散らす親になってしまう
たいていはマイナス感情に蓋をしてきているから
自分の幼い頃なんてなかなか思いだせない
だから丁寧に丁寧に、振り返ろう
ポイント
そこで、自分の感情にしっかり向き合えると
子どもに優しくなれる
「ママも辛かったんだよ」と子どもの気持ちに
共感することができるようになる
⑦自分が何を基準に子育てしているのか、確認すること
毒親に育てられたまま
子育てをすると
「基準」のない子育てをして
軸のないブレブレ子育てをしてしまう
世間体を強く意識して
子どもに怖く厳しくしてしまったり
自分の親が怖くて
認めてほしくて
結局、自分の子どもに強くあたってしまったり
何を意識して子育てしているのか
何を基準にして子育てをしているのか
ポイント
しっかり「自分は自分」という
強い強い強い「自分軸」を持つこと
自信をもって「自分の子育て」を貫くこと
つまり、自分自身を強く信じることが大切
⑧親ときちんと境界線をひき、自分の人生を楽しむこと
毒親に育てられると
「自分が幸せになること」に罪悪感を感じてしまう
「わたしなんかが、好きなことしてはいけない」と
思いこんでしまう
そうではない
自分の人生は自分のもの
罪悪感は「毒親に植え付けられたもの」
ポイント
すっぱりと毒親を捨てよう
「自分の人生を楽しむことは自分の特権」
堂々と人生を楽しもう
⑨子どもが幸せになることにすべてを注ぐこと
子育てをする上で一番大事なことは
「わが子が幸せになること」
そこだけを一点集中!!
余計なことを考えず
ポイント
どうしたら子どもが幸せに生きていけるか
今この瞬間を子どもが楽しめるか
どうしたら子どもが安心してのびのびと
生きていけるか
それだけを考えて子育てをしていれば
大丈夫なんだ!
⑩この世で自分は「唯一無二の素晴らしい存在」だと信じること
毒親に育てられると
「ものすごい低い自己肯定感」を持つようになる
それは「あなたが悪い」と思いこまされたから
まず、そのことを冷静に考えてみよう
「ただ、育てたのが毒親だっただけ」であって
「あなたがダメ人間」なわけではない
もし素敵な親に育てられていたら
「あなたは素晴らしい人間」と信じているはず
だから毒親の評価に振り回されるなんてナンセンス
ほんとバカバカしいこと
どんな親に育てられたとしても
ポイント
「あなたは生きいるだけで素晴らしい」
本当に素晴らしい人間なんだと
自分で自分を信じよう
まとめ 毒親連鎖を自分で止める!
いかがでしょうか?
40年以上、気がつかずに
生きづらさを抱えながら
3人の子育てをして
毒親になってしまい
たくさん失敗したなかで
わたしがやっと気がついたことです
結局、自分が毒親だということも、
毒親に育てられてきたのだということも、
全部子どもがSOSを出して教えてくれたことです
子どもがいなかったら
自分が毒親連鎖に巻き込まれているなんて
絶対気がつきませんでした
だから・・・
ポイント
子どもに感謝しよう
子どもに優しくしよう
あなたが、自分を大切にして
ありのままの自分を受け入れることができたら
あなたの毒は消えていき
毒親連鎖は必ず消えていく